■登山用サングラス
標高が1000メートル上がれば紫外線量は10%増加します。
北アルプスの紫外線レベルは九州南部の紫外線レベルとほぼ同じです
5,000m以上の高所登山の場合は光の波長が500nmまでのブルーレイもカットするモデルを選ぶ。
風や紫外線が入り込まないようサイドまで回りこんだデザインの物を用意すること。
山の紫外線は非常に強く、網膜まで強エネルギーの波長が届き破壊します。
夜になると眼が痛かったり、涙が出るのは眼にダメージを負っているのです。
長い期間すこしずつ蓄積して白内障などの病気を引き起こしますので、必ずグラスをしましょう。
曇っていても紫外線は強いのでレンズカラーを考えてオールマイティーに使えるグラスを選ぶのがベストです。
国内の登山(富士山)等においても冬であれば曇っていても雪の反射がありますし、夏場においても岩等に反射した光が目に入り
涙目になったりもします。
レンズの色を暗くしすぎない
日本人の瞳の色を考慮に入れますと可視光線透過率が30%程度のものが全天候型と言えます。暗すぎるレンズは森林帯での歩行に不向きです。また、逆に明るすぎる状態では体が疲労を感じる状態になりやすく持久力が求められる登山・トレッキングにマイナス要因をもたらします。
山のマナーの挨拶がしやすい・されやすい為にも相手から目が見えるサングラスにする方が増えています。
登山と一口に言ってもエヴェレストからハイキングまでありますので、それぞれに合ったグラスをチョイスしてください。
視野が広く取れること。特に足もとの視野の遮りがないこと
景色を楽しむうえでも視野の遮りのないサングラスで大自然を感じていただきたい!そして足元の安全にも一役買いますので視野の広いサングラスを選びます。
お勧めはブラウン系の偏光レンズモデル
ずり落ちにくいこと。壊れにくいこと
ある著名アルピニストにサングラスを選ぶ基準を聞いたことがあります。彼は「壊れないもの!」と即答でした。極限の状態では道具がその役目を純粋に果たすことのみが求められる機能だそうです。
またトレイルランニングをしている方には必須条件でしょう。
あまり標高の高い山でなければ専用モデルを選ぶ必要もないのですが、海外などの登山をされるのであれば専用モデルを持っていくことをお勧めします。
(例)
ZYON ≪ルディープロジェクト≫
ジオンハイアルティチュード
¥26,250
【ハイアルティチュード】
ハイアルティチュードレンズは、強い光から眼を守るように設計されています。可視光線透過率は5.5%(濃度94.5%でドライブは不向き)となっています。山岳地帯や氷雪地域での使用に向いており、3重の反射防止コーティングを内側に、外側にはミラーコーティングが施されています。