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あなたの目は危険にさらされている

紫外線 普段私達が浴びている太陽の光には目に見える光(可視光線)のほかに、赤外線や紫外線が含まれています。
紫外線はあらゆる生物に大きな影響を及ぼします。
人体にとっても例外なく、浴びすぎることによって皮膚がんや白内障などの病気を引き起こします。
また、近年の「オゾン層破壊」による紫外線量の増加によりさらに危険は増しています。
日焼け止めなど、肌における紫外線対策は広く進められていますが、
目に対しての防護策はおろそかになっているのが現状です。
そのまま放っておくと、失明の可能性があります。
大切な目を守る守らないはあなた次第です。

日焼けの秘密 【日焼けの秘密】
あなたは色白ですか?紫外線を浴びると赤くなる?小麦色になる?
小麦色になる人は…強い紫外線を浴びると、皮膚の中にあるメラノサイトという細胞が大量のメラニン色素を生産。 そのメラニン色素が紫外線から肌を守るので、結果肌の色が小麦色に変わるのです。
色白の人は…紫外線を浴びてもメラノサイトの働きが弱く、メラニン色素を瞬時に生産することができません。その結果、真っ赤になってしまいます。
そうするとどうなるか?
紫外線が直接、皮膚の中のメラノサイトを刺激。
そしてその遺伝子を傷つるため、皮膚がんの一種であるメラノーマにかかってしまう可能性があります!

紫外線対策

あなたは、サングラスをどう選んでいますか?そして、どんなときに使っていますか?
あなたが考えている以上に、いつも紫外線はあなたの目に侵入して、ダメージを与えています。
ファッション性だけでなく、「目にやさしい度」にもこだわりたいものです。

紫外線反射率 【気を抜けない!紫外線のこんな攻撃】
日差しを防ぐために、天気のよい日だけサングラスをかけていませんか。
紫外線は、晴れの日だけ注いでいるのではないのです。例えば、快晴の日の紫外線量を100とすると、曇りの日で50~80、大雨の日でも20~40位あるようです。 つまり、紫外線をブロックするつもりならば、
太陽が見えない日でも、目の健康のためにはサングラスが役立つのです。
また、ドライブやアウトドアにはサングラスをかけても、ビルの並ぶ街中では気を許していませんか。
紫外線は、上方の太陽から注ぐだけではなく、反射して、私たちを攻撃してきます。
都市では、道路に加えてビル壁などからの反射がありますから、最低120%以上の紫外線を浴びていることになります。
そうなると、やはり街でもサングラスは手放せません。

【紫外線透過率の確認】
まず、サングラスを選ぶ際には、本体についているラベルの商品表示を確認しましょう。

ファッショングラス
紫外線カット効果の高い素材を使用していません。あまり紫外線ブロックを期待できないでしょう。

UVカット
これも、紫外線カットの程度が不明です。UV-Cは大気中でカットされますし、UV-Bもプラスチックレンズや角膜でほぼカットできすので、UV-Aをサングラスのレンズでどれだけカットするかが大切です。

紫外線透過率の表示のあるもの
紫外線透過率が0.1以下など、透過率の値が低いものほどサングラスとしての機能が期待できます。

使うシーンを考えた色選び
サングラスを使うTPOによっても、色味の選び方を変えてもいいかもしれません。
ドライブやアウトドアなどでは、ブラウン系、アンバー系のレンズ色が、まぶしさを抑えてくれます。
また、グレー系や薄いブルー系のレンズ色は、普通の色調を変えることなくナチュラルな視界をみせてくれるので、タウンや、普段の生活で活躍します。
そして、イエロー系やグリーン系は、明るめの視界を確保してくれるので、曇りの日などにも便利です。
グリーン系は目が疲れにくいようです。 これらはそれぞれ濃度によっても見え方が異なりますので、専門店で実際に比較したり、相談してください。

さらに目にやさしい機能、偏光レンズ
ドライビングレンズとして販売されているサングラスは、この偏光レンズがついている場合が多いのです。
レンズに特殊な加工がしてあり、光の反射、屈折、散乱をブロックします。 そのため、ぎらつきが減り、目への負担が少なくなります。そのようなサングラスは実用性があり、アウトドアのレジャー、釣りやスポーツ、ドライブなどを楽しむ方に人気があります。偏光レンズについて

対策はサングラスをかけること

正しい種類のサングラスをかけることで、有害な紫外線などによって引き起こされる眼疾患を予防することができます。
ここでのカギは、有害放射が眼に達して損傷を引き起こす前に、サングラスレンズでこれを吸収してしまうという考えです。
太陽光の有害な構成分があきらかになったため、現在では視力の健康を守り維持することのできるレンズの設計が可能になっています。
紫外線を100%、紫と青の放射を96%まで吸収してくれるサングラスレンズを使用することが、太陽光による眼疾患に対する、簡単、安全、効果的、安価で利用しやすい保護手段になります。
保護用サングラスを早いうちから着け始め、その後一生涯継続して着用し、大切な眼を守りましょう。

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安価なサングラスの現状

サングラスの焦点 市販されている「UVカット」サングラス。
安価なものから高価なものまで様々ですがこの市販のサングラス、果たして本当に紫外線をカットしているのでしょうか。
低コストを優先したサングラスのレンズの多くが、粗悪品であるのが現状です。
粗悪品かどうか、見た目では非常に判断がつきづらいのも問題です。
粗悪レンズの歪みは脳にストレス(疲労や不快感)を与え、さらには、遮光することにより瞳孔が開き、かえって裸眼よりも危険性が増してしまいます。
悲惨な結果にならないためにもレンズに対するチェックは必要です。
信頼できるお店でプロのアドバイスを参考にサングラスをお選びになることがなによりも重要です。

紫外線は、波長の長さによって3つに分けられます。

● UVA(紫外線A):波長が長く、私達が浴びている紫外線の90~95%を占めます。
紫外線Bよりも深 く皮膚に侵入し、それが小じわなどの肌老化の原因になっています。
長い間浴び続ける事で、遺伝子を傷つけ、皮膚ガンになる可能性があります。

● UVB(紫外線B): 波長の長さはA とC の中間で、地表にはほんのわずかしか届きません。
しかし、A波に比べ1000倍以上も有害作用があります。
影響力が強いので、遺伝子をたくさん傷つけ、日焼けの赤みややけどなどの炎症を起こします。
傷が多すぎると、修復が間に合わず、皮膚ガンや白内障になる原因となります。

● UVC(紫外線C):一番波長の短いC波ですが、オゾン層や大気中の酸素に吸収され
みなさんの肌に届くことは、ほとんどありません。

【紫外線による眼病】
人の眼は結膜、角膜などの眼球表面と眼球内部の組織からできています。
波長が280ナノメートルを超える光が眼内へ進入します。
80%以上は角膜で吸収、角膜を通過した紫外線のほとんどが水晶体で吸収されます。
残りの1〜2%は眼の奥の網膜まで到達してしまします。
紫外線による眼病は「雪目」と呼ばれる角膜炎や失明の第一原因である白内障、翼状片などがあげられます。

オゾン層 【オゾン層の破壊】
オゾン層では、オゾンが一定のバランスを保ちながら常に分解や生成を繰り返しており、分解には紫外線のエネルギーが使われています。
つまりオゾン層は、オゾンの分解や生成を繰り返すことで有害な紫外線を吸収し、地上の生物を守っているのです。
紫外線の中でも特に生物に強い害のあるUV-BのほとんどとUV-Cのすべてがオゾン層で吸収されるため、これまで地上にはあまり届いていませんでした。
しかし、フロンの影響でこの状況が変わりました。フロンは非常に分解しにくい物質で大気中に長時間とどまり、その一部がオゾンの集まる成層圏に到達します。
成層圏に達したフロンは紫外線により分解され、塩素を発生します。この塩素が触媒として非常にたくさんのオゾンを分解してしまうのです。
大気中に多くのフロンが放出されるようになり、オゾンの分解・生成のバランスが崩れ、オゾン層は減少しはじめました。その結果、地表に届く有害な紫外線の量が増えはじめたのです。

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目を守る

高速衝撃テスト 一歩外に出れば眼にとって危険が満ち溢れています。
路上から跳ね上げられた小石や泥、風に舞う砂、予想もつかないものがあなたの顔をめがけて突然飛んでくることもあります。

【OAKLEYテスト】
高速衝撃テストではレンズに向けて直径6.35ミリの鋼鉄製の弾を時速164キロでエアガンから発射して耐衝撃性能を測定します。 弾丸とレンズとの距離は3パターン、発射する角度は7パターン設定されており、このテストに合格するには衝撃を受けて曲がったレンズが眼に当たらないこと、レンズやフレームが壊れて破片が飛び散らないことが条件となります。

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カラーコーディネート

カラーコーディネート サングラスにはフレームにもレンズにもそれぞれ意味があります。
ゴルフコースで使う場合とボートに乗って釣りを楽しむ場合では、使用目的も光条件もまったく異なります。
レンズのバリエーションにおいてもユーザーが望むそれぞれの状況に合わせてレンズをお選びいただけるように可視光線透過率やコントラスト、レンズカラーなど、豊富なオプションを取り揃えています。
また、ファッションからのコーディネイトも大切ですが色からくる主張も大切です。
私たちの暮らしは、さまざまな色に囲まれています。
あまりにも当たり前の存在として色があるために、その重要性を強く意識することは少ないかもしれません。
しかし逆に、白黒の世界を想像して見ると色の重要性がわかるはずです。
また、色は、私たちが感じる美観にも大きな影響を与えます。
あるものが美しい、醜いなどといった美的評価や、生活の中でそのものにふさわしい色であるか否かなどはその事例です。
色のこのような働きにより、好きな色と嫌いな色、心地よい色と不愉快な色が生まれたりすします。
色は、ただ単に色が違うというだけではなく、ものの美しさや、快適性を左右する力を持っています。

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